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カルテット 2話 感想

ドラマ感想

 今回は、別府の恋に関する心情の変化と、巻の謎が多い過去の一部に焦点を当てた回だったな。

 

 まず大きな変化として、四人の出会いが全然運命ではなかったのがはっきりしたことやな。すずめが裏取引で巻に近付いたのは前回の通りやけど、別府との出会いも必然的なものだったとはな。こうなると残る家森も何か意図がある気がしてしまうわ。で、その別府は巻に片想いしているのを本人に告げたのだけど、これは言い方が悪かったな。「あなたを捨てていなくなった男より、僕の方が」の部分。思い返してみると、巻は前回も「同情」や「思いやり」という言葉に対して懐疑的な姿勢を示してたし、別府のそういう気持ちに気付いたから、急に顔色を変えたんやろな。そう考えると、「捨てられた女舐めんな」っていう感情的な台詞も、巻らしいと言えば巻らしいと言える。そんで巻に振られた別府は、婚約者のいる九條と寝てしまうわけだが、これが倫理的に許されないのは言うまでもないな。このくだりで重要なのは、九條自身がカフェの比喩で言ってたように、いわゆる「都合のいい女」になること、相手にとって都合のいい存在でも嬉しいと思ってくれる女が別府にいた事実なんや。別府はこの関係がいつまでもダラダラ続くと思ってたのに、急に奪われてしまう。つまり人生の三つの坂のひとつ、「まさか」やな。そんなまさかが起きた時に、初めて見えてくるものもあるわけで、それで「結婚しよう」とまで言ったんやろう。まぁ最終的にそれらしい決着は付いてたけど、だからと言って婚約期間中に不貞行為した相手が結婚式で演奏するのはさすがにアカンと思うけどなw

 

 次に巻の過去やけど、これに関してはまだまだ謎が多い。結婚記念日をスマホの暗証番号にしてるのかと思えば、夫の失踪翌日にあんなにはっちゃけて写真に写ってたりもするしな。この謎解きが物語の主流だし、今後徐々に明らかになっていくんやろな。